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前回の個展からの延長・・・。針金少女が見た夢。真っ黒なコンテナショップをすべて使い、ファンタジックで少し毒のある世界を演出。ワイヤー×花×フォトのコラボレーションが、Baumの新たな世界を切り開いた。

ウィンドウ前
大きなウィンドウの前には、針金×花の森が広がります。少女が夢の中でさまよう、幻惑の森。美しくもどこか毒々しく、トカゲやクモが潜んでいる危険な森。

壁面写真
黒い鉄板の壁面には、ステンレスに縁取られた写真。わたしの作品をカメラマンに撮影していただきました。 ワイヤー少女が歩く夢の世界。怪しげで禍々しく、だから美しい。いつか少女は、青空を見る。

ウィンドウ前2
バラ農家から仕入れたものは、とてもしっかりと咲いてくれました。 首がへたることもなく、凛と立ち上がり、花弁を誇らしく開く。バラらしい気品あふれる姿を、木立に見立てて。 黒と対比するよう、赤を選びます。手を模したオブジェにはクモが隠れ、優美なバラで少女を誘惑。 それは誘惑なのか、美しいものを護る者なのか・・・。






